ハインリヒ7世の神聖ローマ皇帝即位
その代わりとして、ルクセンブルク家のハインリヒ7世が1308年11月27日、フランクフルトにて6票を獲得して選出された。ハインリヒはフランス王フィリップ(フィリップ4世)の臣下であったものの、その背景から国家的なしがらみが少なく、選帝侯たち(皇帝の戴冠がないまま数十年を過ごし、シャルルとルドルフの双方に不満を抱いていた有力な領邦君主たち)の間で妥協案として受け入れられた。ケルン大司教ハインリヒの兄弟であるトリーア大司教バルドゥインは、いくつかの大幅な譲歩と引き換えに、ハインリヒを含む多くの選帝侯を味方につけた。ハインリヒ7世は1309年1月6日にアーヘンで国王として戴冠し、1312年6月29日にローマで教皇クレメンス5世によって皇帝として戴冠され、大空位時代に終止符を打った。
