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ベートーヴェン

『エロイカ』の作曲

1803
オーストリア、ウィーン

ハイリゲンシュタットからウィーンに戻ったベートーヴェンの音楽様式には変化が見られ、現在ではこれが彼の「中期」あるいは「傑作の森」と呼ばれる時期の始まりとされています。この時期は、壮大な規模で作曲された多くの独創的な作品が特徴です。カール・チェルニーによれば、ベートーヴェンは「私はこれまでの自分の仕事に満足していない。これからは新しい道を歩むつもりだ」と語ったといいます。この新しい様式を用いた初期の主要な作品が、1803年から1804年にかけて書かれた交響曲第3番変ホ長調作品55、通称『エロイカ』です。ナポレオンの経歴に基づいた交響曲を作るというアイデアは、1798年にベルナドット伯爵がベートーヴェンに示唆した可能性があると言われています。

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