フアン・カルロス1世
国王の退位の意向に関する首相のテレビ発表
マドリード、スペイン
2014年初頭、ボツワナでの象狩りサファリに対する国民の批判や、娘のクリスティーナ王女とその夫イニャキ・ウルダンガリンが関与した横領スキャンダルを受け、スペインの報道機関は国王の将来について憶測を報じた。国王の首席補佐官は会見で「退位」の選択肢は検討されていないと否定した。2014年6月2日の朝、マリアーノ・ラホイ首相は、国王から退位の意向を伝えられたとテレビで発表した。その後、国王はテレビ演説を行い、アストゥリアス公に王位を譲るために退位すると発表した。王室関係者は、国王の選択は年初の76歳の誕生日から検討していた個人的な決断であると説明した。国王は「チャールズ皇太子のように待ちくたびれて息子が枯れてしまうようなことは望まない(No queremos que mi hijo se marchite esperando como el príncipe Carlos)」と語ったと伝えられている。スペイン憲法の規定により、退位は組織法によって定められることとなった。
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